QUESTION

よくあるご質問

緊張しやすい性格で、お医者さんと話をする時 思ったことが言えません。医療機関を受診する時、 どの様なことを注意すれば良いでしょうか?

まるごと生活情報 2004年03月27日号掲載

いつ頃から何を困っているかを、 具体的にメモしてから受診するよう心掛けてください。

 医師は患者さんが診察室に入る時から、視診と言って全身を診ています。歩き方を診ただけで診断できる病態もあります。しかし、的確な診断をするためには、問診から正しい情報を得ることが最も大切で、問診のみで7~8割は診断が可能です。  医師が患者さんから得たい情報は、「いつ頃から、どの様な時に、どの様なことが、どのくらいの頻度で生じ、現在、何に困っているか」ということです。例えば、「少し前から」「ちょっと前から」と言われても、患者さんごとに「少し」「ちょっと」の期間に大きな差があります。1日なのか2~3カ月なのか、1年前なのか、まず具体的、客観的事実を伝えることが大切です。当然、全ての状態がいつからと、はっきり決められない場合もありますが、このときは「よくわからないが」と言ってもらえば良いのです。 また、例えば「おなかが痛い」といっても、常に痛いのか、食前に痛いのか、食後に痛いのか、体を動かすと痛いのかなど様々ですが、具体的事実を伝えるようにしてください。医師に対して何を求めているのかも、はっきりと伝えることも大切です。  医師は、問診を聞いた後必ず、家族歴、今までの病歴、アレルギーの有無、現在飲んでいる薬などを聞くはずです。その後患者さんを診察します。各科によって診療パターンは異なりますが、問診が最も重要な診断の根拠となります。

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