長岡市の検診で前立腺癌検診が 加わりましたがどんな検査をするのでしょうか?
まるごと生活情報 2006年02月25日号掲載
血液検査だけで早期の癌を 見つけることができます。
前立腺という言葉が、世間に認知され始めたのは平成天皇の前立腺癌の発表からだと思います。 それまでも前立腺検診という言葉はありましたが、子宮癌検診、胃癌検診ほど認められた言葉ではありませんでした。 天皇陛下の発表後前立腺検診も全国的に広がり、長岡においても平成17年4月からは市の援助を得て開始されました。 前立腺癌の早期診断方法はここ数年で飛躍的に向上してきています。 これは血液検査で、「前立腺癌特異抗原」=「PSA」を鋭敏に測定することが可能になったためです。 血液検査のみで早期の癌を見つけることができることは、他の胃、大腸、肺などでは見られないことです。 50歳を過ぎたら検診で血液検査のPSA(前立腺特異抗原)の検査を受けることをお勧めします。