QUESTION

よくあるご質問

メタボ健診で肥満を指摘され、食事運動療法を勧められましたが具体的にはどのようにすれば良いのでしょうか、教えてください。

まるごと生活情報 2013年07月27日号掲載

肥満解消のための食事・運動療法についてお話しますが、肥満解消に王道はなく、日々の節制と、運動へのモチベーションを維持することが基本です。私の経験では、肥満解消の方法としてランニングをお勧めします。

 メタボリックシンドロームに関しては、すでに多くの人に認知される言葉となり、以前何回かに分けてお話しました。定義は、腹囲が男性は85cm以上、女性では90cm以上であることが大前提で、その他に①高血圧、②高脂血症、③糖尿病の合併の有無を配慮した症候群です。つまり、ウエストの太い人は肥満で、肥満に高血圧、高脂血症、糖尿病を合併すれば心臓、脳血管障害の可能性が高くなるから何らかの治療が必要ですよ、ということです。
 メタボ健診の目的は、「心臓、脳の病気にならないために肥満を解消しましょう、そのためには生活習慣を考えましょう」または「肥満でなくても健康維持を望む中高齢者が増加しており、生活習慣を考え直しましょう」との提案だと考えています。
 肥満の程度にもよりますが、質問者のような中年男性のメタボ解消には相当の意志の強さがないと、食事療法、運動療法を持続することは困難です。薬で楽にやせる方法は原則ありません。 
 軽症高血圧の治療としてウォーキングは有効である、と前回お話しましたが、肥満を解消するにはウォーキング程度の運動強度では効果は期待できません。肥満は、摂取するカロリーと消費するカロリーの差から生じるもので、極端な肥満の場合は、食事制限(例えば1日2回の食事)等のカロリー制限が必要です。
 私自身のランニングの経験では、60分間で10km走れば約700キロカロリー消費され、体重は約1kg減ります。しかし、毎日10km走るには強い意志と時間的余裕が必要です。
 多くの人が可能と思われる、現実的な肥満の解消には①普段より間食をしない、甘いものは控える等の、日々の節制に心がけ、②ランニングなど常に体を動かすことを意識すること、に尽きると思います。

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