よくあるご質問 faq

» 同僚が、尿の色が赤いため膀胱鏡検査をすすめられました。検査の目的、検査方法、検査に伴う痛みなどについて教えてください。(上越市 42歳男性)
(2018年04月28日号掲載)

40歳以上で、コーラのような色または赤ワインのような色の尿が出たら、膀胱癌の疑いがあるため膀胱鏡検査を受けることをおすすめします。当院では、平成29年度は232件の膀胱鏡検査を行い14人に膀胱癌が見つかりました。

膀胱鏡検査とは、細い管を尿の出る部位(外尿道口)から挿入して、尿道・膀胱内を直接内視鏡で観察する検査のことです。膀胱内に生理的食塩水を流し込みながら、膀胱粘膜の変化、膀胱腫瘍・結石の有無、また膀胱内にどのくらいの尿を貯めることができるのか(膀胱の伸び具合)を調べます。男性では尿道の狭さや前立腺肥大の状態などを、女性では尿道腫瘍、膀胱脱なども客観的に診断することができます。検査時間は通常2〜3分程度です。  当院では平成29年の1年間で232人に膀胱鏡検査を行い、40歳から83歳までの計14人に膀胱癌が見つかりました。膀胱癌は1〜2mmの大きさであれば内視鏡で診断することが出来ます。一度でも眼で見て赤い尿が出たら膀胱鏡検査を受けることをおすすめします。  検査に伴う痛みですが、痛くないことはありませんが、現在は軟性鏡といって、細くて柔らかい管で観察することができ、当院では多くの患者さんから「胃カメラよりは圧倒的に楽だった」との、感想をいただいています。