よくあるご質問 faq

» テレビで今年も肺炎球菌ワクチンのコマーシャルが流れていますが、この冬の予防をどのようにすればよいのか教えてください。(見附市66歳男性)
(2016年01月23日号掲載)

肺炎予防には、特に高齢者では肺炎球菌ワクチンの他インフルエンザワクチンの接種が役立ちます。

肺炎とは、細菌、ウイルス、マイコプラズマ、真菌などによる肺の感染症です。2011年の統計では、日本人の死因の第3位を占めており、この原因は人口の高齢化によるものですが、肺炎による死亡数の約95%は65歳以上の高齢者です。
肺炎の原因は様々ですが、約30%が細菌の一種である肺炎球菌によるものとされ、その他インフルエンザウイルスなども肺炎の原因となります。肺炎の予防には肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチンが有効です。特に質問者のような65歳以上の高齢者が、肺炎球菌とインフルエンザによる肺炎を合併すれば重症化しやすくなるため、是非とも2つのワクチンの予防接種をお勧めします。
肺炎の症状は①38度以上の発熱②脈が速くなる③呼吸回数が多くなる④痰が多く出る⑤一般の風邪症状と異なり喉の痛みが少ない、ことなどです。ただし、これらの症状は肺炎に限らず、他の病気(例えば心臓の働きが悪くなって)でも起こり得ることなので、症状が続けば医療機関を受診することをお勧めめします。
しかし、高齢者の肺炎予防には予防接種の他に、①規則正しい生活をする②細菌が体に入り込まないよう手洗い、うがいをする③歯磨きなどで口の中を清潔にする、ことも忘れないでください。