検診で尿路結石を指摘されました。 どうすればいいでしょうか?
まるごと生活情報 2005年06月25日号掲載
結石の部位 、大きさ、成分などにより 治療方法は異なります。
尿は腎臓で血液が濾過されて作られます。 作られた尿は、尿管、膀胱、尿道を通過して体外に排出され、これらの尿の通り道を尿路と呼びます。腎臓、尿管を上部尿路、膀胱、尿道を下部尿路と定義します。 結石は尿中のカルシウムやシュウ酸、りん酸、尿酸などが固まってできますが、その原因は不明です。多くの場合上部尿路から結石ができますが、最初から石になるのではなく、砂場の砂のような結晶が固まって結石になります。 最大径8mm以下の結石は、自然排石(尿道より体外に排出)可能ですが、結石の形などによっては排石困難なこともあります。 まず結石の部位、大きさを泌尿器科専門に確認してもらってください。 まったく痛くない超音波検査、レントゲン検査、検尿ですべて診断できるはずです。